相関関係の時代だからこそ、複数の分野を横ぐしできる能力が求められる



ビッグデータの肝は、因果関係ではなく相関関係にある。
統計的に有意な関係性を見つけ出すことはできるが、なぜそうなるのかという「理由」は説明できない。しかし、それでOKとなってしまったのだ。

Facebookは、既に相関関係を重視した広告を展開して成功している。

Google広告も、まさにそうだ。相関関係だけで、CTRは高まるのだ。

レイ・カーツワイル「シンギュラリティ」が2045年が到来する頃には、あらゆる相関関係の計算が一瞬で済んでしまうようになるかもしれない。

しかし、2021年の現在はまだそうなっていない。

おそらく、この20年間で、必要になるのは「複数の分野を横断して判断できる能力」

一つの分野を深堀することは、因果関係の時代に適していたし、それが求められていた。

しかし、相関関係の時代は、いかに多くの分野に対して横串さして解釈できるかなのだろう。

シンギュラリティが訪れる前に、人に必要とされる能力は、点と点をつなげることくらいだろう。凡人の能力をはるかに超える才能をもつ人でも、複数の分野を極めるのは難しい。